本日10月10日は「TOTOの日」!え、体育の日じゃないの?という昭和勢の声が聞こえてきそうですが(笑)。TOTOと言えば、とにかくカッコいい、大人!って雰囲気で憧れでした。ヒット曲もたくさんありますが、私は結構この曲が好きなんです。都会的かつちょっとだけアンニュイなところが。実はこの曲は、とある巨匠のSFスリラー映画をオマージュして作られたんだそうで、そしてまさか、これが女性の名前だったとは知らんかった!というわけで本日ご紹介するのは、TOTOの『99』です!
伝説のスーパーバンド・TOTOについてはこちらも併せてご覧ください! AORの象徴的存在として、かつ「産業ロック」と揶揄されたバンドとして、良くも悪くも商業的大成功を収めているTOTO。この『99』は彼らのセカンド・アルバムである『Hydra』からのシングル曲で、前述のようにジョージ・ルーカスのデビュー作となったSF映画『THX 1138』をイメージして作られました。名を持たず番号で管理され感情をも支配された、未来の人類の話(ちょっと怖いよね)だそうで、❝99❞というのも愛する女性の、名前というか番号・・・とのこと。それこそマイナンバーカードじゃないけど近い将来そんな事態になるんでしょうか!?映画のラストも、ハッピーエンドともバッドエンドともとれない終わり方のようで、ちょっとモヤモヤしそう。そう、この曲の何がいいかって、ラストの「ため」。ピアノと泣きの入ったギターの「モヤモヤ」した掛け合いが1分40秒くらい続くんですが、これが物悲しくてすごくいい。MVじゃ短くカットされちゃってますけど・・・。
皆さんも是非機会があれば最後の部分、フルバージョンで聴いてみてください! さすがジョージ・ルーカスも変わったデビュー作を撮るなあと感心しましたが、その映画にインスパイアされて曲を作るTOTOもすごいセンスだな、と。彼らの数あるシングルヒットの中では、さほど振るわなかった『99』ですが私は推します!クールで物憂げで大人な雰囲気、秋の夜長に聴くのにもピッタリかと。100にいっこ足りない99の女性っていうところも意味深ですよね。あなたはもし番号を振られるなら、何番で呼ばれたいですか・・・? Check It Out!
ザ・コレクション [ TOTO ]







