オーストラリア非公認国歌!? 大自然崩壊の危機に警鐘を鳴らすオージー・ロック『メン・アット・ワーク/ダウン・アンダー(Men At Work/Down Under)』

今日もいっぱい雨降りました~最近の雨って短い時間にドバーッと降りますよね尋常じゃない量が(>_<) にもドキドキしませんか、光ってからゴロゴロ~までの間、いつ鳴るんか、って(笑)。ま、ドキドキしようが本当に自分に落ちる時には避け様がないですけどね(笑)。私は雷の音聞くたびに、毎回思い出す曲があるんですよ、というわけで本日ご紹介するのは、メン・アット・ワークの『ダウン・アンダー』です!

メン・アット・ワークは80年代に活躍したオーストラリア出身の5人組ロックバンド。ロックと言ったらだいたいアメリカかヨーロッパ圏だと思っていた当時の私には「オーストラリア!?」って感じでした(失礼)。しかもこのタイトルである『ダウンアンダー』ってまんまオーストラリアの別称なんですって(イギリス植民地なので英から見て下部に位置する)。今でこそリゾート地として新婚旅行などにも大人気の国ですが、実際は気温変動が激しく雷やゲリラ豪雨など、広く多様な地形による厳しい自然環境の国だそう。砂漠もあるしね。その広大な自然をどんどん開拓し商業化・リゾート化していく昨今のお国事情に一言もの申したかった、そんなような事をかつてボーカルのコリン・ヘイが語っていました。私はどっちかと言うとその土地の特性はあまり多く手を入れずに残す方がいいのに、と思う派です。でもじゃあ経済はどうやって回すか?という問題もあって・・・色々一概には言えない部分もあり、愛国心と皮肉が入り混じるいい曲だと思います。ブルース・スプリングスティーンの『ボーン・イン・ザ・USA』と同じですね(笑)。あれも「USA is No.1!」の歌だと未だに信じてるアメリカ人が少なくないとか・・・言葉のウラ、行間ってものを読みましょう! ポリスの『見つめていたい』とかもそうですが、歌詞や物語って意外と奥が深かったりしますから。

イントロの印象的なフルートの部分、これがある童謡の旋律に酷似しているとクイズ番組を発端に発覚、童謡の著作権側が裁判を起こしメン・アット・ワーク側が敗訴、莫大な慰謝料を支払う羽目になり、その心労がたたってメンバーのグレッグ・ハムが判決一年後に死去するという出来事があり、曰く因縁付きの曲となってしまった『ダウン・アンダー』ですが、❝ オーストラリア非公認国歌 ❞と巷で言われるほど母国での認知度は高く、彼らがオージー・ロック分野の先駆けとなったことは確かです。ミュージックビデオもとても愉快なので是非お楽しみください ♪ あと余談ですが私Sionは声フェチで、なぜかこのボーカル・コリンの声が耳について離れないんです! なんが喉に物が詰まったような変な声だな~と思うのになぜか聴いてしまう、てか気になる! なぜだ!? Check It Out!

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