本日7月18日はネルソン・マンデラ国際デーだそう。マンデラ氏といえば南アフリカ共和国でアパルトヘイト撤廃運動のために尽力した、世界的に有名な大統領ですね。南ア共和国だけじゃなく、アフリカ大陸には政情不安定で貧しい国が多く、自然環境も厳しいため世界規模での援助が必要だと言われています。でも、はるか昔に人間の祖先が最初に誕生したのはアフリカ大陸。全ての民族の原点ともいえる地、母なる大地なんですよアフリカは。それを思うとふっと、この曲が頭の中に流れて来るんですよね。というわけで本日ご紹介するのは、TOTOの『アフリカ』です!
この記事を書くにあたり色々調べてみると私の知らなかった事実が。この曲の発表は1982年ですが、昨今流行りのミュージック・ミームなるものに該当するんだそうで。ミュージック・ミームとは何か?インターネット上で動画や写真、噂話などの各事象が人から人へ伝達され拡散・増殖していく現象 = インターネット・ミームのうち、音楽に特化したもの。この『アフリカ』も一時期ミュージック・ミームとしてネット界隈で流行っていたらしく、この令和の時代にこの曲が注目されるなんて思ってもみなかった! リリース当時の80年代はアフリカ救済の動きが先進国で活発だった時代で、この曲は世界情勢的にみてもタイムリーで大ヒットしました。そして何よりこの曲の持つ ❝ アフリカ ❞ 感がハンパない! 曲を作ったジェフ・ポーカロ本人が「アフリカに一度も行ったことが無いけど書いた」とはっきり公言しているのに、イントロを聴くだけでもう自分が大草原にいて、遠くでキリンの群れが移動している気配を感じる・・・(*’ω’*) 今の若いネット民たちにどうウケたのかは分かりませんが、『ルール・ザ・ワールド』のように40年以上前の曲が今、再評価されているならそれは大変素晴らしいことです! いや当たり前か、歴史に残る名曲なんだから!
ついでのように(笑)補足すると、TOTOは1976年にボズ・スキャッグスのバックバンドメンバー等を中心に結成された技巧派バンド。完成度の高いスマートな演奏で瞬く間にAORの代表格に成長しました。絶頂期に来日し『夜のヒットスタジオ』にも出てましたよね~セットにむちゃくちゃお金がかかってるともっぱらの噂でした!ちなみに日本でトイレに ❝TOTO❞ と表記があるのを見て「・・・俺らってそんな有名?」とメンバーが思ったとか思わなかったとか(笑)、もうこれネタになってますよね(*’▽’)。ラテン語で「全て」を意味する言葉であって、ウォシュレットの会社とは無関係ですよ!Check It Out!

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