本日8月4日は、サッチモことルイ・アームストロングのお誕生日でーす!ハッピーバースデー!・・・と手放しでお祝いしたいところですが、昔からずっと彼の誕生日は7月4日とされていて、本人もずっとそう思ってらしたそうです! 昔の人って時々ありますよね、親が勝手に決めちゃったり届がなされてなかったり。でも今は正式に8月4日ってことで、本日ご紹介するのは、ルイ・アームストロングの『この素晴らしき世界』です!
この人、そしてこの曲に何の説明が要りましょうや?(笑) ルイ・アームストロングはよく「サッチモ」と呼ばれますが、これは ❝ Satchel Mouth ❞=小型カバンのような口、の略。要はおっきな口してるってことです(笑)。くりっとしたどんぐりお目々で、顔をくしゃくしゃにして笑うなんとも愛嬌のあるおじさんですが、言わずと知れた名トランぺッター。ジャズをこよなく愛し、その演奏は誰も真似のできないサッチモならではのもの。そして唯一無二なのは歌声も。独特のしゃがれ声でムードたっぷりに歌い上げる歌手としての一面もあります。『この晴らしき世界』は、歌詞がとっても簡単 ♪ なのでちょっと自己流ですが書いておきますね ♪
緑の木々が見える 赤いバラも
僕と君のために咲いてるみたいだ
そして僕は心でこう思う
何て素晴らしい世界なんだろうって
青い空が見える 白い雲も
輝ける祝福に満ちた昼と 暗闇に包まれた神聖なる夜
そして僕は心でこう思う
何て素晴らしい世界なんだろうって
空にかかった虹の色があまりにも綺麗だ
通りを行き交う人たちの表情も同じようにね
友達同士が握手して
❝ やあ、調子どう? ❞ なんて言葉を交わしているのは
本当は ❝ 愛してる ❞ って伝えているんだよ
赤ちゃんの泣き声が聞こえる 僕は彼らの成長を見守る 彼らはこれから僕が学んできたこと以上の
多くのことを学ぶんだろう
そして僕は心でこう思う
何て素晴らしい世界なんだろうって
そう、僕は一人で思うんだ
何て素晴らしい世界だろう
・・・なんか、泣けちゃうな―ほんとに(;_;)。特に最後のあたり。今、地下鉄でベビーカーがじゃまだの、子供の声がうるさいから公園作るなだの、色々言われてるじゃないですか。いや、一回聴けってこの曲(笑)。貧しい子供時代を送ったサッチモ、戦争を経験したサッチモ、4度の結婚を繰り返したサッチモ、黒人であることの差別を受け続けたサッチモ・・・色んなことがあっても彼はこの名曲を飄々と歌い、3年後に惜しまれつつ病で帰らぬ人となりました。曲の最後「Woo~Yeah~ ♪」がすごく好きです。私も最後、Woo~Yeah~ ♪ だけ言って死ねたらなあ。こういう曲が聴けるんだもの、やっぱこの世界は素晴らしい! Check It Out!
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