いやすっかり秋ですね~! 昼間はまだちょっと暑いなと思う時もありますが、皆様のお住まいの地域はどんなもんでしょう? 暑くても確実に進んでいるのが季節。最近、日暮れるの早くないですか? 「秋の陽はつるべ落とし」と言いますが傾き始めてからヒュッと沈むまでが異様に早い! 寄り道しないでさっさと家に帰らなきゃ、って焦りが出ます(笑)。誰もが何となく物悲しさや郷愁を感じてしまう秋の黄昏時。というわけで本日は、【夕方に聴きたい洋楽メドレー】と題して、夕焼けを見ながら聴くとちょっと泣いちゃうかも(;_;)な、エモい曲を5つ厳選してご紹介します!
①『ケニー・チェズニー/ボーイズ・オブ・フォール(Kenny Chesney/The Boys Of Fall)』
まずはアメリカ・カントリー界の重鎮、ケニー・チェズニーの『ボーイズ・オブ・フォール』。直訳すれば『少年たちの秋』ってことですが、歌詞の内容はアメリカン・フットボールに青春を賭ける高校生の姿を歌っています。アメフトはもう、アメリカでは野球やバスケよりも国民的人気があるスポーツ。ケニー自身も練習に明け暮れたハイスクール時代を過ごしており、この曲にはかなり思い入れがあるようです。私個人としては、子供が夕暮れまで公園で遊ぶ姿や、部活終わりの学生さんたちの帰り道なんかが思い浮かびました。桃色に染まったうろこ雲が似合う1曲。
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②『チャーリー・プース/アップ・オール・ナイト(Charlie Puth/Up All Night)』
2曲目は、近年結構ビッグ・ネームになってきたチャーリー・プース。映画『ワイルド・スピード』のテーマ曲『See You Again』で名前が売れて、今やBTSのジョングクとコラボしたりで飛ぶ鳥を落とす勢いのチャーリー。でも基本この人の良さって、やや哀愁漂うメロディーと透明感ある歌声だと思うんですよね。この『アップ・オール・ナイト』はまさに彼の真骨頂と言える曲。女性に翻弄されつつも一晩中彼女の言葉が頭から離れない・・・というヘタレの(笑)片思い男子の心情が綴られていて、秋も夕方も出ては来ないんですが黄昏感がハンパない(笑)。夕焼け見ながら聴くのがおススメ! あとこの曲の伴奏に併せてビートルズの『レット・イット・ビー』歌ってみて♪ コード進行全く同じできっちりはまります!(笑)
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③『トーマス・レット/リメンバー・ユー・ヤング(Thomas Rhett/Remember You Young)』
3曲目は私・Sion的に号泣の1曲。トーマス・レットは父親も歌手であるサラブレッド的カントリーシンガー。この『リメンバー・ユー・ヤング』は、どんなに大人になっても、幼かったりバカやってた若かりし昔をいつまでも思い出す、という人生の走馬灯をしみじみ振り返る歌。何が泣けるって、このミュージックビデオ! 老紳士が、自分の妻との出会いやデートを回想しながら、様々な場所を巡り一人車を走らせて行く。最後は夕焼けの丘に辿り着き、そして・・・続きは実際にご覧ください。アラフィフ世代って、人間の一生で言えば夕暮れ時みたいなもんですからね。ドライブ好き、アラフィフの私にはこのビデオは沁み過ぎましたー(;_;)。
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④『エルトン・ジョン/黄昏のレンガ路(Elton John/Goodbye Yellow Brick Road)』
ここらでちょっと大御所の名曲を。エルトン・ジョンは御年77歳、言わずと知れた世界的ピアノ・マンです。ヒット曲は多数あれど夕方感が強いのはこの『黄昏のレンガ路』。この邦題が絶妙で、黄って色が入ってるのがミソ。本当の隠れた意味はいわゆる黄昏時のことではなく「金と欲にまみれた出世街道」。童話『オズの魔法使い』から引用しています。自分はもう田舎へ帰る、つき合い切れないから他のヤツを探してくれ、俺の未来はこの金まみれの道の向こう側に広がってるんだから・・・と、なんかエルトン自身のこと? 一言で表すなら「都落ち」を歌った感じかな? 結局はスター街道をばく進したエルトンですが(笑)、長いキャリアの途中では葛藤もあったんでしょうね。人生の節目を迎え、故郷へ戻り原点回帰する黄昏感が、涙腺に来ます・・・!
ベスト~ぼくの歌は君の歌 [ エルトン・ジョン ]
⑤『マイケル・ブーブレ/ホーム(Michael Bublé/Home)』
さてメドレーの最後はマイケル・ブーブレ(ぜひこちらもご覧ください!)。これもマジで、夕焼けの中聴くと涙腺崩壊必至です!この曲もエルトン・ジョンと同じく、マイケル自身の心境なのかな? と勘繰る1曲。パリやローマ、世界中快適に行けて百万人に囲まれていても、まるで他人の人生みたいで、何もかも上手くいってるようで踏み外してる。今なら君がついて来なかった意味が分かる。でも走り切って、やり切った。だから家に帰りたい、君に会いたい・・・日本人ならここで、カレーの匂いしてきたらもう号泣ですな(笑)。「家に帰る」ただそれだけのことが、大人になったらできない時もあったりして切ないなあ。その仕事、今日じゃなきゃダメ? 違うんだったら今夜はひとまず、あったかいご飯とお風呂、大切な誰かが待ってるおうちへ急ぎませんか。ほら、「秋の陽はつるべ落とし」って言うから、真っ暗にならないうちに、ね。
ザ・ベスト・オブ・ブーブレ [ マイケル・ブーブレ ]
さて【夕方に聴きたい洋楽メドレー】いかがでしたか? ちょっとうるっとしちゃう名曲を5つ厳選してお届けしてまいりました(*’ω’*)、帰りの車や電車の中などで聴いて癒されてください ♪ また様々な企画をお届けしていく予定ですので引き続きお立ち寄りくださいね! Check It Out!
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