本日7月22日は、ドン・ヘンリーの78回目のお誕生日です! いや、彼が幾つになろうがそのカッコ良さというものは変わらないな・・・言わずと知れたレジェンドバンド・イーグルスの主要メンバーであり、ソロとしても大活躍を続けている彼。その中でも、何て言うかな・・・この曲の持つある種の「寂しさ」みたいな影がまとわりついてるところ、たまらなく好きなんです・・・! というわけで本日ご紹介するのは、ドン・ヘンリーの『ジ・エンド・オブ・ジ・イノセンス』です!
全盛期は70年代ですが、途中メンバー交代や解散・再結成などを何度か繰り返しているイーグルス。そのソングライティングの中心にいたのがグレン・フライとドン・ヘンリーでした。バンド内ではドラムを担当、リードボーカルとしても優れた才能を発揮しており、ソロ転向後の1989年にはグラミーのベスト・ロック・ボーカル賞を受賞するなど歌声もとても魅力的。この『ジ・エンド・オブ・ジ・イノセンス』は、みんな子供の頃のように無邪気なままでいたいけどそうも言ってられない、成長しなきゃならない時が来たんだよ・・・という歌。そう、ピアノで始まり草原を吹き抜ける風のように爽やかなアレンジですが、言ってることはやや手厳しい(笑)。
「日が長かった頃を思い出して 真っ青な空の下で寝転がりながら
日常に何の気兼ねも要らなかった ママとパパが見守ってくれてたから」
「寝そべって頭をもたせ掛け 髪を俺の周りになびかせてくれていい
出来る限り 自らを死守するんだ
でももうこれで最後かな こんな無邪気でいられるのは」
「これが いつまで続くのか分かるやつなんかいない
俺たちは急ぎ過ぎて こんな遠くまで来てしまった
だけど思い返せば ホコリまみれの小さな故郷が 誰の心の中にもひとつくらいあるはず」
「このことを 覚えておかなくちゃね だからベイビー もう一度キスしてほしい
最後にゆっくりと 君の姿を見せてほしいんだ 俺たちが さよならを言う前に」
・・・これって、どんなシチュエーションだと思います? 私はこの「俺たち」は親子なのかな~って思いました。かつて自分がそうであったように親元を離れ、自立しようとする子へ向けてのはなむけというか、でも父さんはいつでもおまえを迎え入れるよ、だから頑張ってくるんだよ・・・という場面なのかな、と。そう思うとなんか泣けますね(;_;)。このサイトを見てくれている方々はみなさん大人だと思うので、この感じホロっときませんか? 寛大さと優しさと、ちょっとの寂寥感がある素晴らしい名曲!お勧めは、ひとりドライブの時に是非聴いていただきたい!「But this is the end・・・This is the end of the innocence」のとこ、なんで「最後」って2回言うねん!!って号泣しながらツッコみたくなります。いい曲だよマジで。ソロでも成功する人はやっぱり超実力派ですね、Check It Out!

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