今どきの大学生の皆さんはゴールデンウィークって、やっぱり実家に帰ったりするんでしょうか？ 特に予定もないなら、帰って久々にお母さんの作るご飯を食べたいところでしょうか。
学生生活も、疲れますよね。社会人は無論のことですが、学生だって環境がガラッと変わって新しい人間関係を構築しなきゃならないとなると、馴染める・馴染めないが分かれるのも今頃でしょう。クラス、ゼミ、サークル、バイト・・・むしろ社会人より関わる組織が多くて大変かもしれません。どこででもすぐ友達を作れる人、誰とでもそつなく交流できる人を見ると、羨ましかったり焦ったり。
コナン・グレイの『People Watching』は、長く生きてる私からするとちょっとクスっと笑える曲。現代男子の気持ちをとても素直に歌詞にしています。周りの仲良いカップルを見るにつけ「自分もああいう風に恋愛したいなー、人間関係てめんどくてつい切っちゃうクセあるけど、いつかカノジョとか出来っかなー、ま、今はヒトのを観察してるだけだけどね」って、おいおい(笑)。
すごくイマドキな、正直な歌詞だなーと(笑)。近頃の若い人って、二極化してる気がします。いとも簡単に恋愛に持っていけるタイプと、恋人どころか友達作るのもひと苦労のタイプ。コナン・グレイ自身がそうなのかどうかは知りませんが、とりあえず他人の恋愛観察していつか自分も、という妄想を抱くのは現代の草食系男子そのものではないですか？ コナンのお母さんが日本人、ということもこの歌詞のナイーヴさに表れているのかも知れません。そしてこの美麗な容姿も、ね。
この春、新しい恋が始まっている人もそうでない人も、この繊細な一曲をぜひご堪能あれ。Ｃｈｅｃｋ Ｉｔ Ｏｕｔ！
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