今、80年代頃の日本のシティ・ポップが海外で大ウケだそうで、そんなニュースをよく耳にします。それで私は松原みきさんの『真夜中のドア』という曲を初めて知りました。すこし哀愁のある、40年以上も前のメロディが海の向こうで再認識され、再び日本でも注目されるなんて、音楽ってやっぱりすごい!以前の投稿でも書きましたが、いいものって何年経ってもいいんですよ、やっぱり。
シティ・ポップという表現で思い浮かんだのが、ナタリー・インブルーリアの『Torn』。リリースは1998年と少し新しめですが、透明感溢れるさわやかなアレンジとナタリーのちょっと甘めの歌声が、日本のシティ・ポップに負けるとも劣らぬエモさ。憧れていた彼と付き合ってみるも理想が崩され、傷ついてしまった女心を歌っており、原曲はアメリカのバンド・Ednaswapのもので、もっと重厚なロック調。モデル業もこなしていたナタリーの透明感のある容姿も手伝って、彼女のカバーヴァージョンがスマッシュ・ヒットとなりました。
『真夜中のドア』と同じく、発売時大ヒットとまではいきませんでしたが、私の中では春のドライヴに絶対聴きたい曲のひとつ。特に曲の終わり、伸びやかなギターの音を新緑を愛でながらぜひ聞いてみてください、Check It Out!
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