誰もが知ってるスタンダード ♪ 優しい雨に永遠の愛を誓って『サラ・ヴォーン/ラヴァーズ・コンチェルト(Sarah Vaughan/A Lover’s Concerto)

早いもので5月も最終日!そろそろ全国的に梅雨入り宣言がちらほら聞かれる時期になりました。前にもどこかで書きましたが私・Sionは雨が嫌いじゃありません。何と言うか、自然の恵みを受けている気分になるし大気が潤うし、どことなく詩的な雰囲気を感じるんですよね。そして雨が出てくる曲で、これほど詩的で愛に満ち溢れたものも他にないんじゃないかなあ・・・というわけで本日ご紹介するのは、サラ・ヴォーンの『ラヴァーズ・コンチェルト』です!

皆さん、この曲聴いたことありませんか? サラ・ヴォーン歌唱のもの以外も含めるとCMではホンダ、三菱自動車、ちふれ化粧品、キリン、ドラマ挿入歌としては『不機嫌なジーン』などなど、採用されたメディアは多数。純粋にいい曲なんですよ、幸せな気持ちになれるというか。原曲は1965年、ニューヨークのザ・トイズという、シュプリームスみたいな女性3人組ボーカル・グループのヒット曲。日本ではジャズシンガー、サラ・ヴォーンの歌ったバージョンがCMの効果もあって一番有名かな?

「なんて優しい雨でしょう 草原に静かに降り注ぐ

 鳥たちは木々のてっぺんから 花々に愛の調べを奏でている」

「私を悲しませないでね 愛もなく私を長く寂しい夜におかないで

いつも私に真心をみせて この日を永遠にあなたの心に留めていて」

雨も出てくるし甘いラヴソングだし、ジューン・ブライドなら披露宴とかで流すのもアリかも。こういうスタンダード・ナンバーになりつつある曲っていうのは万人受けするし。実はこの曲、J.S.バッハの『メヌエット』の旋律を使っているんですね。どうりで素晴らしいはずだよ・・・。クラシックの名曲をポップスやロックにアレンジした曲って結構世の中にありますよね。先日ご紹介した『ハイウェイ・スター』もそうですが、改めて凄いなJ.S.バッハ!(笑) さすがのメロディに、伸びやかなサラの歌声が合わさればそりゃあ耳に残ります! ウェディングソングとしていかが? Check It Out!


ラヴァーズ・コンチェルト~サラ・ヴォーン・ベスト [ サラ・ヴォーン ]
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