『カリブの熱い夜』テーマ曲!圧巻の歌唱力で聴かせるエモさMAXの80年代ラヴソング『フィル・コリンズ/見つめて欲しい(Phil Collins/Against All Odds)』

本日1月30日は大御所フィル・コリンズのお誕生日!御年74歳!もうそんな歳ですか・・・。このサイトでは実に色んなタイプの洋楽をご紹介してますが、時々私・Sionの本っ当にお気に入りの、昔から聴いている推し曲が登場する時があって、今日はまさにそれ。1984年リリースだから、かれこれ40年? 当時は曲の大人っぽさに憧れたなぁ・・・充分大人となった(笑)今もマイベストに必ず入れる名曲です。というわけで本日ご紹介するのはフィル・コリンズの『見つめて欲しい』です!

フィル・コリンズは英ロンドン生まれ。母親が芸能関係者だった影響で、幼少期は映画『ビートルズがやって来るヤァ!ヤァ!ヤァ!』に子役エキストラとして出演もしていました。1970年にプログレッシブ・ロック・バンドであるジェネシスにドラマーとして加入。ドラムを叩きながら歌えるという、日本で言うC-C-B的な?(笑) 才能もあって、初期リードボーカルだったピーター・ガブリエルが脱退した後は彼がその役を務めます。ドラムの卓越した技術もさることながら、彼は本当に歌が上手い! まずは聴いてみて。その才能が遺憾なく発揮されているのがこの『見つめて欲しい』と言えるんじゃないでしょうか。この情熱的なラヴソングに相応しい圧倒的な迫力の歌声! そして『見つめて欲しい』は映画『カリブの熱い夜』の主題歌に採用され、この曲の大ヒットが映画の興行収入を押し上げたとも言われています。のちにマライア・キャリーなど多数のアーティストがこぞってカバーし、不朽の名曲となりました!

80年代から90年代にかけて、ジェネシスとしてのバンド活動もソロアーティストとしての活動もまさに飛ぶ鳥を落とす勢いだったフィル。来た仕事は基本断らないとあって、『世界で一番忙しい男』なんて呼ばれ方もしてました(これって誉め言葉よね?)。2011年「子供と過ごしたい」と2度目の引退宣言をした数年後、再び復活しましたがコロナ禍や高齢ということもあり最近は露出少なめ。昨年末、息子のニック・コリンズらがフィル愛用だったドラムセットを組み立てると、頼りなげにトントンと叩いてみせる近影が公開されました。老いた姿は少し寂しいけれど家族に囲まれ幸せそうであること、あの類い稀なる音楽センスと歌声は永遠に残ることが何より素晴らしい! Check It Out!


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