キング・オブ・ポップ降臨!圧巻のダンスと最新技術を駆使したMVで人種問題を説く『マイケル・ジャクソン/ブラック・オア・ホワイト(Michael Jackson/Black or White)』

本日8月29日は ❝キング・オブ・ポップ ❞、マイケル・ジャクソンのバースデイです。普段洋楽聴かなくても、マイケルのことは誰もが知ってるはず。これだけ世界中に認知されたアーティストって、彼以降は出てないし出ることも無いんかな、と思います。もちろんヒット曲だらけな彼のディスコグラフィーではありますが、私が1曲選ぶとすれば、MVも含めてこれ、かな。というわけで本日ご紹介するのは、マイケル・ジャクソンの『ブラック・オア・ホワイト』です!

今更ながら、皆さんはどのタイミングでマイケルを知りました? 『ビリー・ジーン』?『スリラー』? でも彼は既に5歳から、兄たちが結成したR&Bグループ「ジャクソン5」でメインボーカルとして舞台に立っていました。この辺はアメリカの黒人街に生まれ、兄弟姉妹も多かった貧しい家庭事情もあったかも。ただ非凡な彼はその歌声もダンスも、他の兄弟たちとは違っていた・・・。みるみる頭角を現し、20歳の時ついにソロデビュー。その後はもう皆さんご承知の通りスター街道をばく進。『今夜はビート・イット』『セイ・セイ・セイ』『ウィー・アー・ザ・ワールド』『バッド』『ユー・アー・ナット・アローン』・・・ヒットチャートを毎日のように賑わし、80~90年代を席巻しました。この『ブラック・オア・ホワイト』は黒でも白でも関係ない、と人種差別に対する思いを歌っていてそのMVがもう凄いとしか言いようがない! まず冒頭に映画『ホーム・アローン』で人気を博した子役マコーレー・カルキンが登場し、世界各国の民族衣装を着たダンサーたちと踊り歌うマイケル。セットもとにかく豪華。曲終盤で色んな人種の老若男女の顔がじわじわ入れ替わっていく映像、これ当時最先端の技術を使ってるって言われてました。今みたいにCG発達してない時だよ、凄くない!?この部分はソニーのCMにも使われました。何かもう、呆気にとられて見てた記憶があるな~。

そして曲が終わった後の、マイケルのソロダンス。圧巻としか言いようがない。今ダンスの地位というか、上がって来てますよね。ブレイキンがオリンピック種目になったり、BTSとかダンスグループが世界的人気になったり。みんな素晴らしいですよ。でもね、誰が何と言おうがダンス上手いNo.1は、地球上においてはマイケル以上はあり得んのよ。MV見てもらえば分かる。ダンス上手い、とかよりもう「ダンス」そのものなんです彼が。呼吸するのと同じように全身の筋肉や関節やらが自然に動く。「ムーンウォーク」をはじめ彼から始まった動きも幾つもあるし。50歳で急逝したマイケル。でも今存命でもまだまだ動けたと思う。きっと月に降り立って、本当のムーンウォークを愉しんでるかな・・・ Check It Out!


NUMBER ONES [ マイケル・ジャクソン ]
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