チャールズ国王のプレイリスト入り!レゲエの神様から真実の愛を問う歌『ボブ・マーリー&ザ・ウェイラーズ/クッド・ユー・ビー・ラヴド(Bob Marley&The Wailers/Could You Be Loved)

先日ネットでちょっと驚く話題を目にしました。チャールズ英国王の厳選プレイリスト17曲! Apple Musicで聴けるそうです。それはいいんですけど、その選曲! 気になった人はチェックしてみてください・・・私の印象はズバリ「この人パリピだな~」(;^ω^)。ご自身も、踊りだすようなノリのいい曲が好みとおっしゃっています。時代の新旧もふり幅がすごくて、音楽好きなのはとても伝わるけど、なんかイメージとはかなり違うって気がしました。中でもこの人の筋金入り大ファンだそうで・・・というわけで本日ご紹介するのは、ボブ・マーリーの『Could You Be Loved』です!

言わずと知れたレゲエの神様、ボブ・マーリー。政情不安なジャマイカで白人と黒人の混血として生まれ、祖父の元で貧しい幼少期を過ごしたボブ。ミュージシャンとしてラスタファリアンとして、絶大なカリスマ性を持つ彼の礎は、やはり自らの境遇に抗う姿勢からくるんでしょうか。人間の本質、愛とは何かをレゲエを通して世間に問い続けたボブは激動の時代を駆け抜け、36歳という若さで神の元へ戻りました。チャールズ国王の選んだこの『クッド・ユー・ビー・ラヴド』も「愛される資格があるか」と、ちょっとドキッとする言葉。

「あいつらに騙されるな 刷り込まれたりするなよ 俺らには俺らの考えがある 悪事を企む奴はいずれ地獄行きさ 愛は決して俺たちを見捨てない 暗闇の中でも必ず光はさしてくる」

日本じゃ「お天道様が見ている」といったところでしょうか。何人もの女性たちと恋愛をし、11人の子と100人を超える孫がいる恋多きボブ。ラスタ・ピープルたちの人生観は私たち日本人には理解しにくいですが、どんなに経済が富み科学的発展をしていても戦争や犯罪は無くならないし、株価やAIなどヒト以外のものに翻弄されまくってる現代人。どれが正しいとかではなく、没後もなおボブの音楽が長く支持されるのは、己の愛を信じるままに生きた姿が我々の心のどこかに刺さるからじゃないでしょうか。もちろん、チャールズ国王もね。

とはいえ結婚生活に関しては色々と不誠実な所もあったチャールズ国王。この曲を聴いて自分の愛を貫こうと思った、再婚に前向きになれた・・・って、それちょっとダイアナ妃に失礼な話じゃない!?だったら初めからカミラと結婚すりゃ良かったじゃん! 若かりし頃からボブの大ファンだったチャールズ、一度彼に会いたいと周囲にほのめかしていたらそれを知ったボブが一言「会いたいと思っている方が来るべきだ」。いや至極当然! 何かにつけて遠回りなことしか出来ない人だな~ボブの爪の垢でも煎じて飲むべし! Check It Out! 


CD / ボブ・マーリー&ザ・ウェイラーズ / レジェンド +2 (SHM-CD) (通常盤) / UICY-15019
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