人はなぜ仲良く出来ないの? 米大統領も感動した世界平和を祈る名曲『ポール・マッカートニー&スティービー・ワンダー/エボニー&アイボリー(Paul McCartney & Stevie Wonder/Ebony and Ivory)』

本日6月18日はポール・マッカートニー83回目のお誕生日です!いまだ現役で大活躍ですよ、ミック・ジャガーやロッド・スチュワートなど、80歳超えアーティスト達のなんとパワフルなことか!若輩としては見習いたいものです・・・(>_<) 今回ポールの曲を紹介するにあたりビートルズ時代はちょっと外して、と考えるとやっぱり私はこの曲をまず出したかった。今だからこそ。というわけで本日ご紹介するのはポール・マッカートニー&スティービー・ワンダーの『エボニー&アイボリー』です!

ポール・マッカートニーを今さら紹介するも何も、って気がしますが(^_^;) 、言わずと知れたザ・ビートルズのメンバーであり数多くの名曲をジョン・レノンと共に作ってきた人。ビートルズ解散後もウイングスというバンドを組んだり、ソロとしても精力的に活動し現在に至ります。この『エボニー&アイボリー』とは、ピアノの黒鍵と白鍵のこと。ポールはこれを黒人・白人間の人種差別問題になぞらえ曲を作り、黒人アーティストであるスティービー・ワンダーに共演を依頼。スティービーはこれを快く引き受けレコーディングの運びとなりました。

「黒鍵と白鍵 完璧な調和で共に生きているね 僕のピアノの上にも仲良く並んでる

 ねえ君 どうして僕らはそんな風にできないの?」

このサビの部分を聴くたびに私はうるって来ちゃいます。ピアノですら、楽器ですらお互いを尊重し支え合いながら素晴らしいハーモニーを奏でているのに、私たち人間って・・・。ポール節ともいえるとても柔らかいメロディで始まりますが歌詞はとても胸に刺さる。説教臭くなく人権問題を切実に問いかけていて、音楽史に残る名曲中の名曲だなと私は思います。この素敵な曲をスティービー・ワンダーと2人で歌い上げ、最後は黒人であるスティービーが「Ivory!(白)」、白人であるポールが「Ebony!(黒)」と互いに掛け合いながらフェード・アウトしていくという・・・書いてるだけで泣けるわもう(;_;)。2010年にはガーシュウィン賞授賞式にて、オバマ米大統領を前に2人して演奏していました。リリースされたのは1982年。差別や戦争が消えていない今だからこそ、もう一度この曲をみんなに聴き直してもらいたいな。Check It Out!


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