【大映ドラマの洋楽】④One For All, All For One!仲間を信じる気持ちが荒んだ学園を蘇らせる!『ボニー・タイラー/ヒーロー(Bonnie Tyler/Holding Out For A Hero)』

今週は【大映ドラマの洋楽】を一週間お届けしております、いやー懐かしくて濃い! どれもこれも私が小学校や中学校の頃に放送されてて、今じゃ考えられない視聴率を叩き出していました!今振り返ると、どう考えても無理な設定や笑えるほどアツい科白とかツッコミどころ満載なんですよ? でもみんな不思議と見入っていました。中でもすごく人気があったのが『スクール☆ウォーズ』!というわけで本日ご紹介するのは、ボニー・タイラーの『ヒーロー』です!

ボニー・タイラーはウェールズ出身の女性シンガー。酒焼けのような独特のハスキーボイスとパワフルな歌唱が魅力の彼女ですが、ポリープ手術の予後不良でしゃがれ声になり一時は歌手生命の危機だったそうです。でもそれが功を奏して逆に大人の女のカッコよさが滲み出ちゃってますよね(*’ω’*)。前回ご紹介した『ネバー』もそうですが、この『ヒーロー』も映画『フットルース』のサントラから生まれました。『フットルース』って、侮れない映画だ・・・。で、この曲を麻倉未稀さんが日本語カバーし、ドラマと共に大ヒットしたわけです。ドラマの方は❝泣き虫先生の7年戦争❞という副題がついていて、実在する高校の落ちこぼれ達を一人の教師が熱血指導し、ラグビーで全国優勝させるまでの軌跡を書いたノンフィクションを原案としています。まさに待ち焦がれたヒーロー現る!って感じですかね。私はこのドラマ見ていなかったので詳しい中身はよく知りませんが、仲間との結束、みたいなところが主に男子にささったみたいです。これきっかけでラグビーを始めた男子も少なからずいたようで、ちょうど松任谷由実さんの『ノーサイド』という曲が発表されたり1984年という年はちょっとしたラグビーブームの年でもあったんですね。

少々過剰気味な演出が売りの大映ドラマシリーズではありますが、この話は実話。もちろんドラマ化する上で脚色も多々なされているでしょうが、ドン尻から這い上がり奇跡的な全国制覇を学校が成し遂げたのは紛れもない事実。そしてこのドラマが大映ドラマシリーズイチの人気だったという事実。本当にあったことって時として創作よりも人を魅了しちゃうんですよね、Check It Out!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする