世の中が正しくて俺が間違ってる? 既存の型をぶち破るパンク・ロックの先駆者『ザ・クラッシュ/アイ・フォウト・ザ・ロウ(The Clash/I Fought The Law)』

本日8月21日は、ザ・クラッシュのリードボーカル、ジョー・ストラマーのバースデイです! ご本人は既に2002年12月に50歳で天国へと召されていますが、クラッシュはパンクバンドとして後世のロッカー達に多大な影響を与えてきました。私のお気に入りは彼らの曲の中でも特に元気が出て来るこの1曲! というわけで本日ご紹介するのは、ザ・クラッシュの『アイ・フォウト・ザ・ロウ』です! 

ザ・クラッシュは英ロンドンで結成され70年代後半から80年代にかけて活躍したパンクロック・バンド。このバンド、各方面からの評価が高くニルヴァーナやレッチリ、グリーンデイなど後発のバンド達に影響を与えてきたそうですが・・・あくまで私見ですが、レゲエやニューウェーブ、ダブ、ロカビリーなど多種多様な分野に裾野を広げた結果、ちょっと音楽に一貫性が無いと思うのは私だけ? 初期の頃のパンク一色で全然良かったのに・・・以前彼らのベスト盤を聴いた時、一瞬「これ誰のアルバム?」と思っちゃった(^_^;) それが音楽性の幅が広くて素晴らしいという意見ももちろん分かる。でも例えばローリング・ストーンズなんてちょっとさわりを聴けば一発でストーンズの曲だって分かりません? 日本で言ったらサザンとか。そういうパッと聴けばあのバンドだなって分かる音作りって大事じゃない?ビートルズだって方向性変わってすぐ解散したじゃん(暴言)。クラッシュも色々手出し過ぎて迷走して、最終的に ❝ クラッシュ ❞ しちゃった、とSionは勝手に思っています、失礼!

この『アイ・フォウト・ザ・ロウ』は元々ザ・クリケッツの曲をカバーしたもの。原曲に比べてロック色・パンク色全開!「俺は法と戦って 結局は法が勝ったのさ」というヤケクソ気味(笑)の歌詞にぴったりマッチしていて原曲超えです! 日産のエクストレイルというSUV車のCMでも使用されていました。元気のない時に聴くとだんだん気分が上って来るゴキゲンな1曲ですよ、Check It Out!

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