早いものでもうすぐ１１月になるんですねー、私・Ｓｉｏｎの好きな深い秋がやって来ました。とは言えつい先日まで暑かったので秋があって無いような・・・それでも半袖をしまい虫の声を聴き、木々が色付いてくると季節の深まりを感じずにはいられません。中でもイチョウは街路樹にもよく利用されていて全ての葉が黄色に染まると圧巻ですよね。そんな素敵な通りを恋人と並んで歩けたら・・・というわけで本日ご紹介するのは、サヴェージ･ガーデンの『アイ･ニュー･アイ･ラヴ･ユー』です！
サヴェージ･ガーデンはオーストラリア出身の男性デュオ。主にフロントマンとして表に出るヴォーカル担当のダレンと、音楽性の重要部分を担うダニエルからなり、珍しくどっちもイケメン(笑)。メロウなアレンジにダレンの透明感溢れる歌声が絶妙にマッチして、９０年代後半に人気を博しました。この『アイ･ニュー･アイ･ラヴド･ユー』は綺麗なファルセットが映える優しいラブソング。君に出会う前から愛していた、と運命的に堕ちる恋を歌ったこの曲、歌詞に季節感はありませんがいつ聴いても秋を感じさせるなあと思います。恋人と二人で、落ち葉を踏みしめながらイチョウ並木の通りを歩く・・・そんな雰囲気がピッタリくるハートウォーミングな１曲です！
サヴェージ･ガーデンは残念ながら２００１年に解散、ダレンはソロ活動、ダニエルは裏方としてプロデュース業に専念しているようです。心休まる美しいメロディと包み込むようなボーカルで、他にはない良さがあったのでもう少し続けて欲しかったのですが・・・でもアーティストが辞めたり亡くなったりしても、いいものは残り続けるのが音楽。サヴェージ･ガーデンを知る人が少なくなっても、街路樹が色付く頃になると毎年私はふっと、この曲を口ずさんでしまうのです。Check It Out！
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