「メイストーム・デー」ってご存知ですか? 本日5月13日はバレンタイン・デーから88日目。農作物に霜が降りるのもそろそろ終わり、を意味する「八十八夜の別れ霜」とかけて、別れ話を切り出してもいい日なんだそうです。なるほど・・・(^_^;) 愛の告白をしていい日があるなら、別れを告げてもいい日があって然るべき!?こんないい陽気の季節にねぇ・・・でも、ま、こっちがとうに愛想つかしてんのに相手が全く気付いてない場合、ズバリ言ってやらなきゃキリ無いもんね、この曲のように・・・というわけで本日ご紹介するのは、ジャスティン・ビーバーの『ラヴ・ユアセルフ』です!
このサイトでは常連のジャスティン・ビーバー、ぜひこちらもチェックしてみてください! 実は私、彼のことは単なるアイドル、チャラチャラしてて興味ないタイプと決めつけていたのですが、この曲でちょっと評価が変わったのです。あ、こういう雰囲気ある曲も歌えるんだなと。そして本人が全く出てこないPV、これが私を惹きつけました! この曲はかつての恋人に対しての完全なる訣別、僕の方は未練なんかこれっぽっちもないよと表明する内容。PVでは倦怠期のカップルを演じる男女のダンサーが踊るのですが、これがもう素晴らしい!こんなに恋人たちのすれ違いを表わしたダンスって他にある!? 百聞は一見に如かずなのでとにかくPV見てください!で、淡々と独白のように歌うジャスティンの歌声が流れて恋愛映画でも見てるかのような仕上がり。
「曲にはしたくなかったんだよね 周りに ❝まだ未練あんの❞ とか思われたくなくてさ
僕はしないけど 君はまだ電話かけてくる ねえ僕はもうふっ切れてる だから君も考えるべきだよ」
「まだ僕が未練たらたらだとか思ってるなら 君はもっと自分自身を愛してあげた方がいい
僕の友達のことを嫌いだって君に言われたことがあったね でも悪いのは彼らじゃなくて君の方だよ」
・・・これ、キツくない?(笑) 特に友達のくだりとか。男が恋人より友達の肩持つ時はその恋は終わりを迎えてますよ(笑)。『ラヴ・ユアセルフ』というタイトルを聞いた時、忙しい人とかに「ゆっくり自分を労わって」みたいな癒し曲なのかな~と思いきや、まさかの(笑)。そんな自信過剰でヒトの気持ち考えないなら、ずっと自分推しでいれば!?って愛想つかしの訣別曲でした(^_^;)。この曲はジャスティンの元カノと噂されたセレーナ・ゴメスへのクレーム曲とも言われていますが、とにかく未練なんてゼロだから!と言ってる割には曲にしてるあたり、まだ気があるのでは(笑)。もちろん今はジャスティンも結婚し一児の父でもあるわけだから、あくまで昔の話ですが。ただセレーナとの関係は、紆余曲折あっても何だかんだ10年ほど続いたそうですから、複雑な男心を曲でこっそり表現して伝えたかったのかも。そういう技が使えるのも、アーティストならではってとこですかね~ Check It Out!

パーパス [ ジャスティン・ビーバー ]