支えは己のプライドだけ。いくつもの困難を乗り越えた先には何がある?『ジミー・クリフ/遥かなる河(Jimmy Cliff/Many Rivers to Cross)』

昨年の4月23日、ワードプレスの使い方もイマイチ分からないまま始めた当サイト『日日是洋楽!』。おかげさまで本日ついに1周年を迎えることが出来ました!! よくやったよ自分!! ・・・正直そんな多くの方に見てもらえてる訳ではないけど、ここまで続けられたっていうことに感動(;_;)。自分自身が曲やアーティストを再認識する良い機会にもなっています。そこで記念すべき1周年、ここはやっぱり私・Sionの大好きな曲を。たくさんあるんですが、もし私のお葬式があったなら(笑)この曲をかけてほしい、かな。というわけで本日ご紹介するのはジミー・クリフの『遥かなる河』です!

聴くたび泣けてくる曲ってそうそうあるもんじゃない。私の場合はこの曲ですね。殿堂入りしている名曲中の名曲で、実に多くのアーティストがカバーしています。リンダ・ロンシュタッドのが有名ですが、綺麗に歌い過ぎてて私はあんまり・・・。ジミー本人以外でおススメはブライアン・アダムス。ロックテイスト溢れて最高にイイのでライブ版ですが動画貼っときますね! この曲を書いた当時のジミー・クリフは若干25歳。(ジミー・クリフについてはこちらもご覧ください)10代からアーティストとして活動するためロンドンに渡るもなかなか芽が出ず、不遇の時を過ごしていた頃に完成した曲です。・・・どういう人生を送ってきたらこんな詩が書けるの?

「越えなきゃならない河がたくさんあるのに 渡る道を見つけられない

ドーバーの白い壁づたいに1人旅してきて どうやら迷ってしまった

越えなきゃならない河がたくさんある 自分の決意だけが俺の命をつなぎ留める

何年もなぶられ 疲れ果てて ただもう己のプライドだけで生きてる

孤独が俺を放っておいてくれない 1人にはもううんざりしているのに 

彼女も訳も言わず俺の元を去った まあ、やってみるしかないってことだ」

みんな人生いろんなことがある。間違った道を選んじゃったり、生きるのがしんどいと嘆いたり。ジミーもそうだったんでしょう。でもね、私の一番好きなところ = 己のプライドだけで生きてる。ここですよ人類とサルとの違いは。最後は人として、自分の尊厳を守り抜かなきゃ。この歌詞を噛みしめて、なにくそ根性で河をいくつも渡って来ましたよ私は! とりあえず半世紀まで来たので、あとどれくらい生きるか分かんないけど自分に恥じない生き方をしたいです。そしてこの曲が似合うおバアになりたいな!Check It Out!


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