自立した女性は輝いている!80年代シティ・ポップス黄金期の歌姫『シーナ・イーストン/モダン・ガール(Sheena Easton/Modern Girl)』

本日4月27日はシーナ・イーストンのお誕生日です、御年66歳!いや~美人ですよね~正統派の。最近あんまりお顔を拝見しないけど、きっと年齢を重ねてもなお美しいんだろうなと思う。80年代のシティ・ポップス界隈に君臨した彼女、実はデビューもシンデレラ級!というわけで本日ご紹介するのは、シーナ・イーストンの『モダン・ガール』です!

シーナ・イーストンはスコットランド出身。幼い時に父が他界、6人兄弟の末っ子としてシングルマザーに愛情深く育てられます。成績優秀だったためスコットランド王立音楽院に奨学金制度で進学。やっぱり美人だったからか、19歳の時に最初の結婚! 8ヶ月で離婚しちゃうんですが、このときシーナはイーストン姓で生きていく、と決めたようです。その後知人の勧めで受けた英BBC『ビッグ・タイム』という番組のオーディションに見事合格、無名歌手が成功を収めるまでのドキュメンタリー企画の主役に抜擢され、そのデビュー曲が『モダン・ガール』だったというわけです。日本じゃ大正時代に❝ モガ ❞と呼ばれる小洒落た女性たちがいましたね。80年代におけるモダン・ガールと言えばいわゆるキャリアウーマン。仕事を持ち自立して生活する女性を歌っています。1人の男(=結婚)に縛られない、自由で映画に出て来るような憧れの存在・・・。レコードジャケットのシーナもベリーショートで当時流行りのバリキャリをイメージしてしまいますが、彼女は自身の母親をとても尊敬していると常々語っています。外では一生懸命に働き、家では子供たちとの時間も大切にする強く優しい母親像。シーナにとっての本当のモダン・ガールは、実は身近な母の存在だったかも知れません。

でも久々にこの曲聴いて何が一番言いたいかって、40年以上も前の曲だってのに、今の日本がこの頃からそんなに変わってないってこと! 平等だとかは表面的で、未だに就職や進学で男女差あるし、会社役員や議員の女性数なんて欧米には程遠いでしょ? 女性進出やキャリアウーマンが話題になって久しいのに、さほど変わったとは思えないんですよね・・・。私が子供の頃からだよ!?どんだけ保守的なんだ日本!もっと女性たちの自立を促進していってほしいものです、Check It Out!


【中古】 ザ・グレイテスト/シーナ・イーストン
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする