【大映ドラマの洋楽】③クセ強のサビが耳から離れん!ヤンキードラマ&映画に使われた80年代ロック『ムーヴィング・ピクチャーズ/ネバー(Moving Pictures/Never)』

今週は【大映ドラマの洋楽】と題して、懐かしー!と声が上がりそうなドラマ主題歌を特集しております! さて3日目の本日は、なんでだろうなあ・・・80年代て、この大映ドラマシリーズもそうですがヤンキーのドラマやたら多くありませんでした? 子供の非行化が社会問題になっていた時代背景もあったのかな。というわけで本日ご紹介するのは、大映ドラマ『不良少女とよばれて』の主題歌、ムーヴィング・ピクチャーズの『ネバー』です!

♪ ネバネバネバネバ・・・が頭の中をループするこの曲、字で起こすと納豆のCMかと思っちゃいますが(笑)、原曲はオーストラリアのロックバンド、ムーヴィング・ピクチャーズが映画『フットルース』の挿入歌としてサントラ盤に収録していたもの。ケビン・ベーコンの出世作でしたね。で、この曲を元・ピンクレディーの未唯mieさんが日本語カバーし『不良少女とよばれて』の主題歌にしたところこれが大ヒット!主演のいとうまい子さんがチリッチリパーマに血豆色の口紅でチェーン振り回すシーンがもう・・・(*_*; 当時ケンカシーンの撮影はとっても大変だったそう。ホントに当時の高校生ってこんなひどかったのかな? 自分の実体験を小説にした原作者の原笙子さんも「こんなことまでしてない」と完成作を見て驚いていたらしいです。そこはやっぱり❝大映❞ならではの演出なんでしょうかね。

大映ドラマが洋楽の日本語カバーを採用するのは、やっぱりドラマの濃さに負けないインパクトとカッコ良さを求めたからなんじゃないでしょうか。カバーしている人も実力派シンガーばかりですしね。これまであまり耳にしたことのない曲調で話題の最先端にいきたかった。その手法は大当たりで、これきっかけに洋楽に近づいた人も多かったと思います。両方を聴き比べるのも面白いかも、Check It Out!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする