写真の中に閉じ込めた二度とは戻れない青春の1ページ『ニッケルバック/フォトグラフ(Nickelback/Photograph)』

本日8月19日は『世界写真の日』だそうです! 今は何でもスマホで撮って気に入らなければ即・消去の時代ですが、ひと昔前はフィルムカメラだったので現像しないと出来が分からなかったんです(-_-;) でもそれが逆にのある写真を生み出したりもしたんですよ。ヘンな顔で写ってたり見切れててもそれが逆に良い思い出になったり・・・今から約20年前リリースのこの曲もそんな時代を歌っているのかな。というわけで本日ご紹介するのは、ニッケルバックの『フォトグラフ』です!

ニッケルバックは1995年にカナダで結成されたロック・バンド。バンド名の由来はメンバーがスターバックスでアルバイトをしていた頃、「Here’s your nickel back.(お釣りの5セントです)」と繰り返し言っていた、というのは有名な話。ロック界イチセクシーな声と称されるチャド・クルーガーのシャウト系ボーカルと、ギター・ベース・ドラム中心の王道な音作りでカナダを始め全世界で徐々に知名度を上げ、グラミー賞にも何度もノミネートされるビッグ・ネームに成長した彼ら。この『フォトグラフ』は、もう戻れない学生の頃の思い出との惜別を歌っていて、アメリカでは卒業シーズンの定番ソング。かつて過ごした地元、少しワルだった自分と仲間、初めての彼女。胸がキュっと締め付けられるような記憶を古い写真を見て呼び覚まし、また心にしまう。アコースティックギターのリフが瑞々しい思い出と交錯する、まさに「青春」と呼ぶに相応しい1曲です!

全世界で5千万枚以上のセールス、ゴールドやプラチナ認定された曲も多いニッケルバックについて私が分からない疑問がひとつ。なぜあんなに「嫌われバンド」と言われるの? そう、ニッケルバックって売り上げはすごいのにアンチが非常に多いバンド。なんだろ、何がいけない? そういや日本でも知名度がいまいち低い気がする、サマソニとか来てくれてるのに。私の個人的見解ですが、アレンジのパターンが似通ってて、同じような曲に聴こえがちかな・・・アブナい歌詞も多いし。でもチャドの歌声は唯一無二だし、正統派ロックって今はあまり無いから頑張ってほしいです! Check It Out!

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