アメリカ独立記念日。平和への祈りが込められた洗練のAOR『シカゴ/サタデー・イン・ザ・パーク(Chicago/Saturday In The Park)』

本日7月4日はアメリカ合衆国の独立記念日ですね! 独立記念日をちょっとおさらいしておくと、昔イギリスの植民地だったアメリカが1776年の今日、独立を宣言し議会で採択されました。この日を挟んで前後一週間ぐらいはイベントやパレードなどがあちこちで開催されお祭りムード、連休を取る人も多いそうですよ。で、今日は土曜日じゃあないけれど、7月4日と言ったらこの曲でしょうよ! というわけで本日ご紹介するのはシカゴ『サタデー・イン・ザ・パーク』です!

シカゴはその名の通りシカゴで結成されたバンド。メンバーの入れ替わりが激しくて、全盛期はとりあえず6人だったかな? ロックに金管楽器を取り入れ大人っぽく洗練された音楽を作り出し、いわゆるAOR(Adult Oriented Rock)に分類されています。まあとにかくオシャレですよね~泥臭さの真逆?(笑)。この『サタデー・イン・ザ・パーク』のパーク=ニューヨークのセントラルパークのことだそう。お天気が良く、皆が集い、歌ったり踊ったりしながら平和と自由を祝うという、何とも素敵な土曜日の独立記念日が歌われています。ともすればテーマ的に重かったり拳を突き上げそうな雰囲気の独立記念日ですが、シカゴのようにこの穏やかな公園でのひとときを、ただただ素直に味わえるというのは素晴らしく幸福なことですよね。この曲はベトナム戦争中に発表されたので反戦の意図が込められているとの評もありますが、小難しく考えず私はこの曲の持つイノセントな明るさを支持したいな(*’▽’)

またこの曲はトヨタやスバル、三菱地所など数多くのCMに使われ、あのマコーレー・カルキンが出演している映画『マイ・ガール』の挿入歌にもなっています。この映画、しょせん子供が主人公、と馬鹿にしないで一度見てください。不覚にも泣けます(笑)。幼い二人の初恋にこの曲が合うなんて、大人っぽさがバンドの売りじゃなかったの!?やるなあシカゴ!Check It Out!


シカゴ・ストーリー~グレイテスト・ヒッツ [ シカゴ ]
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