本日10月12日はジョン・デンバーの命日です。享年53。ポップ・カントリー界を代表するソングライターだったジョンは、自身が操縦するセスナ機での事故で帰らぬ人となりました。飛行機が大好きで、何台かのコレクションがあったようです。きっと上空から眺める田舎の雄大な景色はすばらしかったでしょうね。少年のような素朴な心が歌声にも表れているから、これほど後世に残る名曲になったのかも。というわけで本日ご紹介するのは、ジョン・デンバーの『カントリー・ロード』です!
ジョン・デンバーは米ニューメキシコ州ロズウェル出身のシンガーソングライター。『ロッキー・マウンテン・ハイ』や『太陽を背に受けて』『さすらいのカウボーイ』など、アメリカの大自然に根付いた曲作りで70年代に人気を博しました。デンバーという芸名は彼のお気に入りの地だったコロラド州デンバーに由来するとか。環境保護活動や慈善事業にも精力的で、自然をこよなく愛した彼の代表曲がこの『カントリー・ロード』。こんなに郷愁を誘う曲も中々ない・・・アメリカ版『ふるさと』って感じ?
「カントリーロード 故郷へ連れてってよ 僕がいるべきあの場所へ
ウェストバージニア 母なる山 連れて行っておくれ カントリーロード」
「朝 彼女が僕を呼ぶ声がした ラジオは遠く離れた故郷を思い出させる
車を走らせながら思い至った 昨日にでも帰っときゃ良かった 昨日にでも」
日本では、スタジオジブリのアニメ映画『耳をすませば』のストーリー上重要な役割を担っているこの曲。まだ見てない人へのネタバレを避けるため詳細は省きますが、付いてる日本語歌詞、原曲と意味合いが真逆なんですよね。原曲はとにかくふるさとへ帰りたい想い、なんですけど映画の方は「出て行ってしばらく戻れない」みたいな・・・?気になる人は是非映画ご覧ください!そして映画では冒頭に、この曲のオリビア・ニュートン・ジョンによるカバーヴァージョンが流れます。主人公が女の子なので女性ボーカルの方を合わせたのかな? オリビアの透明感ある歌声で、こちらもかなり大ヒットしました。どちらも素敵な、というか誰が歌っても、いい曲。これぞ名曲たる所以。Check It Out!
ベスト・オブ・ジョン・デンバー [ ジョン・デンヴァー ]







