無駄な時間を過ごしてもいい。許された気持ちになれる往年の名曲『オーティス・レディング/ドック・オブ・ザ・ベイ(Otis Redding – (Sittin’ On) The Dock Of The Bay)』

今朝NHKの『あさイチ』という番組で「私の応援ソング」特集というのを見ました。元気が出る曲や家事がはかどる曲、運動したくなる曲など、どれも個人の思い入れがあり面白かったです、全曲日本の曲でしたけど(笑)。やっぱり歌詞が刺さるという意見が多かった。そりゃそうか。でも私は残念ながら日本の曲で思い浮かぶものは無かったです。応援ソングかどうか分からないけど、自分が許されたような気持になる曲なら、邦楽ではないけどこれかな・・・というわけで本日ご紹介するのは、オーティス・レディングの『ドック・オブ・ザ・ベイ』です!

アフリカ系アメリカ人であるオーティスは、自家用飛行機で次の公演地へ向かう途中で事故に遭い、26歳の若さでこの世を去りました。アーティストとしての活動期間も5~6年と短い。けれど当時はまだ厳しかった黒色人種への偏見を振り払い、最も偉大なソウル・シンガーとしてランキング入りするなどその功績は後世に残っています。「ただ波止場に座って 無駄に過ごしてる」「何もかも前と同じ 少しも変わりゃしない」あー何か、みんなあるんだ、そういう時ってあるんだなあと、自分が許された気持ちになって涙が出るんですよねこの曲聴くと。前述の「歌詞が刺さる応援ソング」的にいうならば、私は「十人が十人、当たり前にやれることが僕にはできない」の一節。何回聴いても泣けてきます。やる気や元気が出るのとは違うけれど、寒い夜に暖かい珈琲を一杯差し出されたような穏やかな気持ちになるのです。

余談ですが番組では、B’zの『ラブ・ファントム』のイントロからゴミ袋を用意し始め、曲の盛り上がりに合わせて袋を握りしめながらざっと物色し、♪ いらない何も捨ててしまおう~で一気に洋服をぶち込んでいくという断捨離方法が紹介されてて爆笑しました(笑)。それぞれの人にそれぞれの思い入れがありますね~、あなたの応援ソングは、何ですか? Check It Out !

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする