本日6月14日は、カルチャー・クラブのボーイ・ジョージが誕生した日です!(トランプ氏も同じ誕生日らしいですよ・・・ゲゲ~)御年64! 近頃あまり表舞台に出てこない印象ですが、80年代に一世風靡した彼らの音楽は未だ色褪せることがありません。私の子供時代に大人気だったカルチャー・クラブ、自分の好みとはちょっと違ったので(笑)チャラいな~、ぐらいに遠目から見てたのですが、ヒットチャートにばんばん上がって来るので知っている曲はたくさんあります。中でもこの1曲、今改めて聴くと、なんか・・・いい(*’ω’*)。切なくてエモいわ・・・というわけで本日ご紹介するのは、カルチャー・クラブの『タイム』です!
カルチャー・クラブについては併せてこちらも見てくださいね! 元祖トランスジェンダーのポップ・アイコンであるボーイ・ジョージを中心とした、多民族バンドと呼ばれる彼ら。前にも書きましたがボーイ・ジョージとドラム担当のジョン・モスが恋人同士で、ボーイの書く詩にはジョンとの関係性が現れていると噂されていました。それが本当なら、ちょっとこの曲は切ないな~・・・。
「ただいたずらに時間が過ぎていく 時が経つにつれて恋人たちは真実の愛を感じるはずなのに
だけど君と僕には ただ時が流れただけだったよね 何も得たものはない 時が過ぎていっただけ」
今でこそカミングアウトする芸能人も多いし、教育の場でも取り上げられたり、同性愛に関する認知度も高まっていますが、やっぱり40年以上前ですからね。人目を忍ぶこともあったでしょうし、同じバンド内っていうのも不自由な一因かな。明るくダンサブルなナンバーが多い中、この曲はミディアムテンポのやや憂いを帯びたアレンジに、これまたあんまり上手くない(笑)ボーイのか細いボーカルが泣けるよホント。音楽でも映画でも小説でも、これぞ悲しみ!どっぷりお涙頂戴!っていう作品よりも、一見そうでもないのにふっとした瞬間に、めちゃめちゃ涙腺に来るヤツってないですか? この曲なんかまさにそう。暗い曲じゃないけど、例えば失恋した、とか仕事で疲れた、とかやや弱ってる時にすごい刺さりそう。今流行りのシティ・ポップのエモさってやつ? 梅雨時の、こんな季節にも似合うな・・・物思いに耽ってください! Check It Out!

ベスト・オブ・カルチャー・クラブ [ カルチャー・クラブ ]