【大映ドラマの洋楽】⑦本当の自分って誰? 答えを探して夜に繰り出す若者たちの葛藤!『ファイヤー・インク/今夜は青春(Fire Inc./Tonight Is What It Means to Be Young)』

一週間ぶっ続けでお送りしてきました【大映ドラマの洋楽】シリーズも本日が最終日です!いや~なんか懐かしくてまた色々なドラマ見返してみたくなりました。大トリを飾る7日目は、摩訶不思議?な設定では大映の中で一番かも?な『ヤヌスの鏡』の主題歌、ファイヤー・インクの『今夜は青春』です!

この曲は映画『ストリート・オブ・ファイヤー』の主題歌で、歌っているファイヤー・インクはこの映画のために作られた特別プロジェクトのようです。この『ストリート・オブ・ファイヤー』は、ざっくりいうとあの名作『ウェストサイド物語』とコンセプトはほぼ一緒(笑)。不良たちが夜の街で若いエネルギーを発散させ合い、そこに恋愛が生まれる。当時大人気だったダイアン・レインがヒロイン役で、セットなどにも相当お金をかけた映画でしたが興行的にはあまり成功しなかったようです。『ヤヌスの鏡』も、二重人格で無意識に変貌する主人公が夜な夜な不良たちと抗争に明け暮れる話で雰囲気は近いものがありますね。こちらでは大映ドラマで常連の椎名恵さんが日本語カバーしています。『不良少女とよばれて』のいとうまい子さんもそうでしたがこの『ヤヌスの鏡』の杉浦幸さんも、どちらかと言えばタレ目のふわっと可愛らしいお顔立ちなのに、キツネ目風にシャドウ跳ね上げ入れて(笑)ちょっと無理があり過ぎるな~化粧全然似合ってないな~と当時思っていました(笑)。

さて、お送りしてきました【大映ドラマの洋楽】いかがでしたか? ちょっと懐かしく感じたり、原曲の方を初めて聴いた!という人もいらっしゃるでしょう。映画のサントラに使われていた曲も多かったですね。なぜ大映さんが多くのドラマに洋楽のカバーを使ったのかは分かりませんが、そのセンスに脱帽!です! またこのような特集ものを考えておりますのでお楽しみに! Check It Out!

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