全ての女性たちに愛と敬意を込めて。レジェンドが捧げる究極のラヴソング『ジョン・レノン/ウーマン(John Lennon/Woman)』

本日3月8日は「国際女性デー」!米ニューヨークで、女性労働者たちが婦人参政権を認めるようデモ集会を開いたのが1904年の今日。以来この日は女性の地位向上・女性差別の無い社会を目指す国際的な記念日と制定されました。昔に比べてかなり改善されてきたとはいえ、日本でもまだまだある男女格差。昨今じゃSNS上でもよく男女論争が沸き起こってて何だかなぁ(-_-)。しかしこの人は、いち早く女性に降参した(笑)賢明な男性と言えるのでは!? というわけで本日ご紹介するのはジョン・レノンの『ウーマン』です!

今さら説明するまでもない、ザ・ビートルズのメンバーでありソロ活動でも数多くの名曲を残したジョン。皆さんご存じの通り、彼は1980年12月8日に狂信的なファンの放った凶弾に倒れ還らぬ人となりましたが、その直前11月に発売された最後のアルバム『ダブル・ファンタジー』に収録されている曲。特定の彼女、とか言うよりも❝ 女性 ❞という存在そのものの偉大さを讃えるスケールの大きいラヴソングです。ジョン亡き後シングルカットされ全英第1位を獲得しました。『マザー』のときも書きましたが母親との関係があまり良くなかった彼がこのような曲を作るに至ったのには、今まで関わった女性たち、中でもオノ・ヨーコさんとの出会いが影響大かと思われます。彼女との結婚で真実の愛と安らぎを知ったジョンはこの曲で女性に対して全面降伏(笑)。

「結局のところ僕は君に一生返せない借りがあるんだ」

「ほんとの意味での ❝成功❞ を教えてくれた君に どんな気持ちでどれほど感謝しているか伝えてみるよ」

「君ら女性はとっくに分かってるだろうけど 男なんてみんな中身は子供だから」

いや、超正直な歌詞ですね(笑)。世界中の様々な歴史上で名を馳せ活躍してきたのは男たちだったかも知れないけど、とどのつまりその一部始終を縁の下で支えてきたのは女たちなわけで。まーそれが分かってない男どもが多過ぎるんで(笑)SNSでの論争みたいなことが起きるんでしょう。この曲の冒頭「For the other half of the sky」というセリフが入っていますが、これは中国の初代主席であり思想家・毛沢東の「婦女能頂半辺天(女性天の半分支える)」という男女平等を象徴する名言からきています。「国際女性デー」の今日にふさわしい、人類史上究極のラヴソングと言えるのでは!?Check It Out!


ギミ・サム・トゥルース. (2CD) [ ジョン・レノン ]
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